2014年05月14日

『アスリートのための栄養・食事ガイド』の目次情報

アスリートのための栄養・食事ガイド
小林修平/樋口 満(編)
¥ 2,592 

序章 エネルギー供給系・消費量の違いからみたスポーツ種目 −本文を読む前に−
■エネルギー供給系からみたスポーツ種目
■スポーツ種目と貯蔵エネルギー源の利用
  1) ハイパワー(筋力・瞬発力)系
  2) ミドルパワー(筋持久力)系
  3) ローパワー(持久力)系
■スポーツ種目とエネルギー消費量

第1章 アスリートのトレーニングと食事
■アスリートのトレーニングと食生活のあり方
  1) トレーニングに対する食生活の視点
  2) コンディショニング因子としての栄養
  3) 3大栄養素の役割
  4) ビタミン、ミネラルと代謝調節
  5) スポーツ種目と食事摂取基準
■アスリートの食生活の重要性 −欧米と日本との食生活の違い−
  1) エネルギーの供給−炭水化物と脂質−
  2) 筋肉の肥大と骨格の強化−たんぱく質とミネラル−
  3) コンディションの維持−ビタミン,ミネラル,水分と食物繊維−
  4) バランスのとれた食事の基本
■日本人アスリートの基本的な栄養素摂取と食生活
  1) 日本人アスリートの食生活の問題点
  2) 日本人アスリートの最適なエネルギー・栄養素摂取
  3) アスリートの食事計画
  4) 競技力向上のための食生活

第2章 栄養・食事対策の進め方
■アスリートの栄養・食事評価の仕方
  1) 栄養評価
  2) 食事調査
  3) メディカルチェック
■アスリートの栄養教育・指導の有効性 −生活習慣との調和−
  1) 栄養教育の目的
  2) 栄養教育の方法
  3) 栄養教育の実際
■栄養指導の事例
  事例1 ボート選手の体づくり
  事例2 水泳選手の体づくり
  事例3 柔道選手の減量
  事例4 陸上選手の貧血予防・改善
  事例5 ラグビー選手の合宿・遠征時
  事例6 社会人野環の試合前
  事例7 スケート選手の海外での強化合宿
  事例8 サッカー選手の水分補給
■時期・目的による区分と栄養・食事のポイント
  1) スボーツにおける期分けと食事
  2) トレーニング期における疲労回復と食事
  3) 強化合宿時の食事
  4) 試合(大会)直前・直後のコンディショニングと食事
  5) 体重調節(ウエイトコントロール)と食事
  6) 故障中の食事
  7) 海外での配慮

第3章 アスリートに多い栄養障害−その発見と食事対策−
■エネルギー源栄養素の過剰と欠乏
  1) エネルギー源栄養素の過剰
  2) エネルギー源栄養素の欠乏
■ビタミン摂取とコンディションの維持、疲労の回復
  1) 水溶性ビタミンの種類と働き
  事例9 水泳選手のビタミンBI栄養状態の改善
  2) 抗酸化ビタミンの種類と働き
  事例10 高校スビードスケート選手とビタミンC摂取状態
■暑熱環境下の運動と体温調節・脱水
  1) 脱水・体温調節と水分補給
  2) 暑熱環境下の運動と生体反応
  3) 暑熱障害(熱中症)の予防
■鉄欠乏性貧血とその予防
  1) 貧血とは
  2) 鉄欠乏性貧血
  3) 鉄栄養状態
  4) 鉄欠乏性貧血の予防
  事例11 女子大学生の貧血発現状況
■女子アスリートを取り巻く問題点と対策
  1) 月経障害
  2) 骨密度低下
  3) 摂食障害
  4) 女性アスリートを取り巻く問題とその解決策

第4章 サプリメントと特殊成分
■サプリメントの利用実態と意識
■エルゴジェニックエイズ(運動能力増強剤)
■天然食品、サプリメント(健康食品)と保健機能食品
■サプリメントの摂取と健康障害
■サプリメント・医薬品とドーピング
■サプリメントの適切な摂取法

第5章 水分補給と飲料のとり方
■体液の水分バランス
■運動時の水分補給
■水分の組成
■実践的な水分摂取

第6章 アスリートの栄養・食事計画
■スポーツ活動とエネルギー摂取量
■アスリートの食品構成
  食品構成
  献立への展開
  3.500kcalの週間献立
  間食に適した食品
■体の状態に合わせた食事
  エネルギー調整(増量と藏量)
  減量の栄養計画
  貧血予防の食事
■エネルギー別食品構成
■期分けによる食事
  試合前調整期
  試台直前
  遠征時
■不足しがちな栄養素を補う一品料理
■コンビニエンスストア・外食の上手な利用法
  コンビニエンスストアで購入の場合
  外食の場合

食事バランスガイド
  主な献立の分量とエネルギー・栄養素量
  参考表 身体活動レベル別にみた活動内容と活動時間の代表例(15〜69歳)

アスリートのための栄養・食事指針


posted by cadeau at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月12日

マーク・モリスの“Drink to Me Only With Thine Eyes”について

マーク・モリスの“Drink to Me Only With Thine Eyes”は1988年にABTで初演され、しばらくABTのレパートリーから外れていたが、2006年に復活上演された。そのとき、ある記事の関連でいろいろ調べたのだが、このタイトルはBen Jonsonという人が1616年に書いた“To Celia”という詩に基づくもので、その詩には18世紀に曲がつけられ、英国民謡として現代に伝わっている。モリス作品でその民謡を生かしたかどうかよくわからないが、とにかくヴァージル・トムソンという人の曲が使われた。

結局そのときは、モリス作品のタイトルを『ただ瞳にて杯をかわせ』と訳した。そう訳した根拠は詩の冒頭部分の内容。以下に原文と私訳を挙げておく。

Drink to me only with thine eyes,
And I will pledge with mine;
Or leave a kiss within the cup
And I'll not ask for wine.
The thirst that from the soul doth rise
Doth ask a drink divine;
But might I of Jove's nectar sip,
I would not change for thine.

ただ瞳でのみ私に杯を捧げてください、杯を掲げることなく…
私も同じようにします
あるいは杯の内側に口づけを残してください
もうその杯にワインは注ぎません
魂からの渇きには神々の酒がいります
ですがユピテルのネクタルをすすることができるとしても
あなたが捧げてくれる酒に代えようとは思いません

蛇足ながら付け加えておくが、乾杯とはそもそも何か。食卓に着いているときの、少し遠くにいる人への挨拶、というのが正解だ。近くにいる人とは言葉で挨拶すればいい。正式の晩餐では席を立って挨拶しに行くことができないから、杯を捧げるわけ。言ってみればウインクをずっと正式にしたようなものだ。具体的には、右手でグラスをちょいと持ち上げて互いに示し、互いに目を合わせ、しかる後に一口飲んで、もう一度互いにグラスを示すという手順になる。「右手で」というのは、食卓では右側にグラスが置かれるから。さらに蛇足だが、まともな給仕は、飲み物を客の右からサーブし、食べ物を左からサーブする。これは、食べ物を右からサーブすると、誰かから杯を捧げられたときに、乾杯を受ける邪魔になるからだ。

さて、そんなことを思いながら上の詩を見ると「秘めた恋」の詩だということがわかる。杯を掲げると関係がばれる心配があるので、ちょっと視線でチラ見しあうだけにしましょうね、目と目で通じ合う、そういう仲になりたいの(←工藤静香か!)、あなたが口をつけた杯、一生大切にします、ワインなんか注ぎませんとも…(←やくみつるか!)。なんか中学生みたいだが、まだ中世の残り香が濃い時代だったんでしょうね。
 
これに限らず、作品のタイトルをどう訳すかは難しい。うまい方では、フォーサイスの"The Loss of Small Detail"を『失われた委曲』、"The Vertiginous Thrill of Exactitude"を『精密の不安定なスリル』と訳したのなんかは名訳だなあと思う。後者を専門家の安田静が1999年時点で『目眩のする不正確さのスリル』と訳しているのは不思議(InterCommunication No. 29)。1996年作品なので、当時、もう定訳があったんじゃないか。
posted by cadeau at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

オールニッポンバレエガラコンサート2011制作発表

8月15日にメルパルクホールで催される「オールニッポンバレエガラコンサート2011」の制作発表が、6月8日11:00から、日仏文化協会汐留ホールで開かれた。

だいたいのところはチャコットDance Cube(http://www.chacott-jp.com/magazine/news/announce/-2011-1.html)などで既報のとおりなので、ここでは、独自取材の結果あきらかになったことを箇条書きにしておく。

  • 今回を第一回として、来年以降も継続していけたらいいな、とのこと
  • 酒井はなは、『瀕死の白鳥』のほか、夫の島地保武と、島地振付のデュオを踊る
  • 橘るみは創作を踊る予定
  • 上演時間は2時間半程度を予定
今のところ、Webで見られる画像は色がひどいものばかりなので、もう少し色がマトモな画像や修正した画像も付けておこう(クリックで拡大)。
今回の震災では精神的に大きく動揺したダンサーが多かったようだが、ここに集った者にとっては、このような形で貢献できることが、喜びであり、心理的な救いでもあったらしい。たとえば青木尚哉は、かつてないほど死を身近に感じていたところにこの公演の話を聞いて、「やれることが見つかったと思った」とのこと。松崎えりは、この公演が踊り手の喜びと見る側の喜びが出会う場所になればいいと言う。
 
この公演は単なる義援金集めと言うより、もっと、祈りや思いがこめられている。そういう意味では、予定されているインターネット中継にとどまらず、被災地でも実際に上演できればいい。その思いは制作サイドも同じなのだが、いまのところそこまでは話が進んでいないようだ。現地で上演と言っても、劇場の復旧など後回しになるだろうからなかなか難しい。しかし避難所生活でストレスがたまっているとも聞くし、なんとかならないかな。
 
参考として、昨年10月に東京バレエ団が『ジゼル』を上演した石巻市民会館の、3月22日時点の画像を載せておく(「石巻の震災被害」参照)。
一部で「津波に呑まれた」などと喧伝されたが、実状はこのとおり。非常時には特に、虚偽、誇大表現、デマには注意したいものだ。この画像を見る限り躯体は大丈夫そうだが、内装と機構はどうなっているのだろうか。天井が崩落したミューザ川崎の施工者である清水建設あたりがワッと行って復旧させれば、よい罪滅ぼしになるだろうが、もともと改修の計画があった建物で、余震に耐えられるかどうかも要確認。
posted by cadeau at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

公演情報の分離とアクセス解析

ごらんのとおり、このたび公演情報を別ブログに分離した。なぜか。アクセス解析を見ると、このブログにはダンサーの名前で検索して来てくれる人が多いのだが、そのダンサーが出る公演の情報を求める人と、そのダンサーに関する感想を探している人とでは、ニーズがはっきり異なるのではないかと思う。公演情報を探している人にとっては感想などノイズだし、逆に感想を読みたい人にとっては、公演情報の山の中から感想を探し出すのは手間である。どちらにも気の毒なので、分離した方がいいかな、と思った次第。

検索されているダンサーの名前を見ると、なかには感慨深いものもある。特に、海外で活動しているダンサーの名前が検索されているのを見ると、「そうそう、この人のこと、絶対忘れないよ」と思ったり「この人に興味を持ってくれてありがとう」と思ったりする。

ほとんどは、そういう単純で真面目な語句が検索されているのだが、ときには変わった語句で検索して来る人もいる。タイムリーなのは「ナタリー・ポートマン 腕が短い」だが、どうしてその語句で検索する気になったのかねキミは。

個人情報を求めてくる人もいる。「田村一行 斉藤美音子 結婚」で来た人がいたが、この2人ってそういう関係なんですか? 私は全然知らない。「バレエ三木雄馬さんって結婚してますか」ってのもあった。まあこれは言ってもいいんだろうと思うが、結婚するとかしないとかいう話は聞きましたな。相手はたしか他団のダンサーだったと思う。情報精度は保証しない。「5/5ロベルタマルケス新国立劇場にいなかった?」うーん、そう聞かれても…。関係ないけど、タマラ・ロホは5月17日にゆうぽうとにいたよ。雑踏の中さっそうと一人で帰って行った。意外に気づかれないものだな。まあそんなこと言ったら、大昔、ジョルジュ・ドンが成田空港の到着ロビーに1人でずっと立ち尽くしていたこともあったよ。

今までで一番笑ったのは「貞松・浜田バレエ団 借金」という検索ワード。事情通に聞いてみたが、このバレエ団が特に財政状況が悪いという話は聞いていないという。たしかに、都内にもっと状況の悪いバレエ団がありそう。「貞松 バレエ団 給料」で検索して来た人もいた。同じ人かしらん? 入るバレエ団を探すかなにかで財政状況を気にするのは、健全な考え方ではある。いまはチケットノルマのないバレエ団もいくつかあるので、昔よりは選びやすいでしょう。幸多かれと祈る。

根源的な検索ワードとしては、「バレエ公演て面白いの」というのがあった。それで検索しようと思ってくれたこと自体がありがたいと感じる。バレエ公演はおもしろいです。ただ、どういう風におもしろいのか、まったく知らない人がわかるように解説された例はないよね。そういう本を書こうという構想はあるのだが、まだ手もつけていない。応援してください。
posted by cadeau at 00:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

バレエダンサー関係短信

・スターダンサーズバレエ団の福島昌美は3月公演を最後に退団。海外で就活(本人から)。
・谷桃子バレエ団の緒方麻衣は、2月、ロシア国立サンクトペテルブルグ・コンセルバトワール・バレエ団に入団(ソフィア・バレエ・アカデミーWebサイトより)。谷の団籍は残っている模様。
・井上バレエ団の島田衣子は、O.F.C.『ヨハネ受難曲』初演時に主役を務めたが、10月の再演にはキャスティングされていない。主に、心配無用のとある事情による。舞台出演は当面ないと思われる。
・ベルリンのガラ(Ballet Helps Japan - Internationale Charity-Gala)で志賀育恵/黄凱が踊る演目は、『くるみ割り人形』より金平糖のパ・ド・ドゥの予定。
(追記)
・そのベルリンのガラに上野水香も出演決定。誰と踊るのでしょうか、一人なら何を踊るのでしょうか。
(追記)東京バレエ団Webサイトによると、上野水香はベルリン国立バレエ団のイブラヒム・エーナルと『カルメン』を踊るそうです。被災国から行ってカルメンとは、なかなか驚きの選択。運命に支配されるカルメンのように、今回の災害も、天から与えられた避けられない運命という捉え方でしょうか。石原さんと気が合いそう。しかし『カルメン』は滅びの美学だからなあ…。
posted by cadeau at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。